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2011年8月10日水曜日

特別展「海辺の鳥たち」開催中です!


 8月5日から17日まで、今年度の特別展「海辺の鳥たち」が開催されています。身近な海に住む海鳥のくらしについて、興味を持っていただこうと企画したものです。会場は元陣屋2階ギャラリーとなっております。


 今回の展示での新たな試みがニンテンドーDSを利用した音声解説。DSをお持ちになってご来場いただくと、展示している海鳥のなき声を聞くことができるようになっているのです。オロロン鳥ことウミガラスは本当に「オロローン」と鳴いているのでしょうか?是非遊びに来てくださいませ。


 会場にあるパソコンでは海鳥クイズにも挑戦できます。さて皆様は何問正解できるでしょうか。ここでちょっと問題からいくつかご紹介。

問題1:地球上の鳥は約9,000種類いると言われていますが、このうち海鳥は何種類くらいになるでしょうか?
1)100種類
2)300種類
3)2000種類

問題2:天売島でははんしょくする数が減ってしまったウミガラス(オロロン鳥)を呼び戻すために、どんな方法を使っているでしょう?
1)エサをまく
2)他の場所から連れてくる
3)本物そっくりの人形を置く

問題3:南極に住んでいるペンギンはどうやって水を飲んでいるのでしょうか?
1)雪や氷を食べる
2)そもそも水は飲まない
3)海水をそのまま飲む

正解
問題1:2)300種類
9000種類中の300種類ですから海鳥は全体の約3%全地球の7割が海で占められていることを考えると、意外と少ない数であることがわかりますね。

問題2:3)本物そっくりの人形を置く
人形のことをデコイ(おとりのこと)と呼びます。ウミガラスなどは集団で巣を作る性質があるため、デコイをたくさん置いておくことで「ここには仲間がたくさんいるよ」と思わせるのです。

問題3:1)雪や氷を食べる
ちなみに一般的な海鳥は海水を直接飲み、塩腺(えんせん)という器官から塩分だけをろ過して排出しているのです。

 といった感じでした。まだまだ開催期間はございますので、是非DSを持って遊びに来てくださいませ!

/小野