今年の文学界を振り返れば、やはり一番の話題は芥川賞受賞作「火花」でしょう。
当館でも2013年の直木賞受賞作「ホテル・ローヤル」と対等に渡り合うほどの
貸出回数を誇り、その勢いは依然衰えを見せません。
またもうひとつの芥川賞受賞作「スクラップ・アンド・ビルド」も好調で
お客様が「面白かった」とコメントを添えてご返却下さるのが印象的でした。
直木賞受賞作の「流」も予約が多かった作品ですが、惜しくも受賞は逃したものの
直木賞候補作となった「アンタッチャブル」も貸出回数上位作品にランクインしました。
今年ほど芥川・直木賞(候補作も)に関心が集まった年は
なかったように思います。
来年はどんな本との出会いがあるでしょうか。
利用者様とのどんな触れ合いがあるでしょうか。
来年も元陣屋をよろしくお願いいたします。
2016年は6日からの開館となります。