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2020年12月28日月曜日

年末年始のご案内

 本日が2020年最後のブログ更新となります。

今年も元陣屋図書室に足をお運びいただき有難うございました。

コロナ対策のため利用される皆様方にはご迷惑をおかけしましたが

温かいご理解とご協力をいただきました。


令和2年12月29日(火)から令和3年1月5日(火)まで

お休みします。

1月6日は午前10時から開館します。


それでは今年一番、元陣屋で読まれた本をランキング形式でお届けします。


一般書

 1位・クスノキの番人                 東野圭吾/著

 2位・Iの悲劇                    米澤穂信/著

 3位・大名倒産(上・下)               浅田次郎/著

 4位・希望の星                    東野圭吾/著

 5位・落日                      湊かなえ/著

 6位・バズレシピ 太らないおかず編          リュウジ/著 

 7位・どうしても生きてる               朝井リョウ/著 

 8位・熱源                      川越宗一/著

 9位・逆ソクラテス                  伊坂幸太郎/著

 10位・少年と犬                    馳星周/著


児童書

 1位・うさこちゃんのにゅういん            ディック・ブルーナ/著

 2位・ぼうけんしマウス                斉藤洋/著

 3位・鬼滅の刃 しあわせの花             吾峠呼世晴/著

 4位・たのしいおうたえほん              飯田ツトム/製作

 5位・学研まんが  日本の歴史 江戸幕府の確立      大石真/著

 6位・メダカ そだててみよう 4           吉田世洋/著

 7位・時間の使い方 学校では教えてくれない大切な事  旺文社/監修

 8位・本当の「頭の良さ」ってなんだろう?       齋藤孝/著

 9位・たのしいたいこえほん              飯田ツトム/製作 

 10位・フィーフィーの夏休み              エミリー・ロッダ/著


 今年もいろいろな本との出会いがあり、利用者様との

 出会いがありました。

 来年はどんな出会いが待っているでしょうか。

 来年も元陣屋図書室をよろしくお願いします。

 それでは、皆さま。 よいお年をお迎えください。




     


2020年12月26日土曜日

さようなら なかにし礼さん

 作詞家として小説家として多彩な才能を発揮した

なかにし礼さんがお亡くなりになりました。


増毛町にも縁の深い方で、堀雅志町長は石狩挽歌について

「特に一番の歌詞が増毛のことを書いている」

「増毛やニシン漁へのもの悲しい思いが曲ににじみ出ているのでは」

「一度お会いしてどういうイメージで曲を作ったのか聞いてみたかった。

残念でなりません」と北海道新聞に追悼の言葉を発表しました。


元陣屋図書室では「さよなら なかにし礼さん」追悼コーナーを設置。



ポップはこんな感じです。



黒いリボンで哀悼の意を




蓮の花は折り紙で作りました。




近くで見るとこんな感じです。




なかにし礼さんの本をご紹介。

読むと生きる力が湧いてきます。



直木賞受賞作。映像化もされています。




ニシン漁が盛んだった頃のお話です。 
兄に苦しめられる弟の心の動きが非常に緻密に描かれています。


ロシアで見つかったただ一人の日本人孤児ニーナ。悲しい恋物語です。




皆さま。ぜひ足をお運びください。









2020年12月25日金曜日

2021年の干支はうし。

 干支のうし関係の本を集めました。

子どもの笑顔を引き出したくて、飾りつけも工夫しました。

かわいい牛さん。優しい顔です。人間と牛は共に歩んできました。



牛の顔のアップ。                                



後ろ向きのウシさんの背中には、なにやら数字が…
あ! もしかして2021年を表している?


ポップはこんな感じです。
2021年はどんな年になるのでしょう。



子ども達にぜひ読んでほしい十二支の絵本。
いろんな挿絵画家が担当しています。
民話風なもの、可愛らしいもの、異国情緒あふれるもの
個性があって面白いですね。 みなさんは、どの本がお好みですか?




十二支以外にもウシ関係の本いろいろ。
 





引いてみるとこんな感じです


大人向けのコーナーも充実していますよ。

年末年始は歴史上の人物の生き方を学んでみませんか。

ポップはこんな感じ。
「すきま時間で知識を増やそう~!」


歴史に大きな足跡を残した人々。
彼らの人生は決して平坦ではありませんでした。
それでは何人かご紹介します。

イエス・キリスト。


ジャンヌ・ダルク。



ノストラダムス。

田中正造。


引いてみるとこんな感じです。
絵本の展示コーナーとは一味違った大人の雰囲気です。 


ぜひ御利用下さい。 お待ちしております。


2020年12月8日火曜日

みんなで読もう クリスマスの本

 「季節感を大切に」

 これは元陣屋図書室が常に心がけていることです。

  特に今回はコロナで不自由な思いをしている子ども達に

 読書の楽しさを再認識してもらうためにキラキラ輝く

「クリスマスの絵本コーナー」を作りました。


どこがユーモラスなサンタさん。




さあ、子ども達のために急いで、急いで!

あらあら、ここにも可愛いサンタさん。




壁には不思議なツリーが出現!




ご家族皆さまでクリスマス絵本をお楽しみください。



カウンターの後ろに大きなクリスマス・リース。


パーテーションにもクリスマス飾り。



すべては子ども達の笑顔のために。



2020年11月27日金曜日

安心して利用していただける図書室を目指して

 返却された図書室の本は、この除菌ボックスが

消毒してくれます。



貸出された本だけではなく閲覧していただいた本も

この箱の中に戻してもらってシッカリ除菌。




空気の流れをよくするためのサーキュレーター。



皆さまに安心していただくために。
ひとつひとつの作業を誠実に。
どうぞ、皆さま。 元陣屋へおいでください。
増毛町児童生徒絵画・書道展もブック・リサイクル市も12月1日までです。


2020年11月25日水曜日

増毛町児童生徒絵画書道展

 増毛町児童生徒絵画展が始まりました。

元陣屋の2階に上がって左に曲がると

見えてくる、この可愛らしい色使いの看板。


夕陽が沈むのは、時に厳しく時に優しい増毛の海でしょうか。

「増毛の子たちの作品か。見てみたいな」
「どんな感じなのかな?」と、思われた皆様方。

答えは「素晴らしい!」です。

子ども達は自分の中にある様々な考えや思いをのびのびと表現しています。

学校行事や学校生活を描いた絵、本を読んで心に残った場面を描いた絵
鉛筆だけで静かに対象に迫った絵、様々な材料を大胆に組み合わせたコラージュ。

書道も漢字一字のものから四字のものまであります。

増毛町の教職員の方々は日々、子どもに真摯に向き合いこういった
芸術の創作を教えています。芸術は子どもの心を豊かにします。

作品の写真は載せません。
どうぞ、皆さま。 ご自身の目と心で鑑賞して下さい。

元陣屋1階には、この小さな看板が設置してあります。


お待ちしております。 12月1日までです。


2020年11月24日火曜日

一大ブームを築いた少女小説

 児童書が順調に町民の皆さまのもとへもらわれていって

おります。今日もブック・リサイクル市の本の中から

1冊ご紹介しようと思います。


「なんて素敵ににジャパネスク」



時は平安。主人公の瑠璃姫は、しっかり者で好奇心旺盛、大胆な行動力の持ち主ですが
当時の感覚から言えば「変わり者」。そんな世間の目など全く気にせず、自分に正直に
振る舞い、権力争いに端を発した陰謀まで解決してしまいます。

シリーズ累計800万部の大ベストセラーとなったのも納得の痛快さ。
掘り出し物です。 お早目に。



2020年11月22日日曜日

今日は雨降り

 この雨の中「何かいい本ある~?」とブック・リサイクル市に

いらして下さったお客様。

本のお好みをお聞きして、選書のお手伝いをさせていただきました。

その時「けっこう、いい子どもの本もあるんだね」と、おっしゃって

下さいました。

今日は、まだ残っている児童書の中から3冊ご紹介します。


「冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間」

「グリックの冒険」

「ガンバとカワウソの冒険」



 
表紙絵の素晴らしさも注目です。

1冊目の「冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間」はネズミたちが力を合わせて
イタチの中でも最も恐ろしいノロイの一族を倒す物語です。

この物語の中に出てくるノロイは、その強烈な悪の魅力で読者の心を
つかみました。強く賢く残虐なノロイですが、なんと言ってもその美しさです。

文の中から抜粋してみましょう。

「その会釈のしかたの優雅さ!白い毛の美しさ!おまけに柔らかい声の調子!
 ネズミたちもおもわず、うっとりとなってしまったほどでした。ことに穴の中に
 いたネズミの何びきかは、すぐにでも外に飛び出してイタチのところにいきたい
 誘惑にかられてしまいそうになりました」

ここからネズミとイタチの壮絶な戦いが始まります。
掘り出し物です。 お早目に。
 



2020年11月21日土曜日

きょうの掘り出し物紹介

 トラベル・ミステリーの第一人者といったら西村京太郎。

アリバイ崩し、完全密室等の本格派の醍醐味が存分にもりこまれ

旅行気分も楽しめるとあって大人気です。

というわけで今日のおすすめは「八ヶ岳高原殺人事件」





清里高原で有名女優が黒い紐で絞殺されます。

一方、東京でも二人の若い女性が黒い紐で殺されていたことから

警察はこの事件に注目し、三人の犠牲者の共通点を調べますが

捜査は難航。さらに富士見高原で新たな女子大生の死体が!!


掘り出し物です。 お早目に。

2020年11月20日金曜日

まだまだあります。面白い本

 「もう面白い本はのこってないよね」と諦めていらっしゃいませんか?

まだまだ、面白い本はあります!

今日も、1冊ご紹介しますね。


「清く正しく殺人者」 作者は赤川次郎。



昔は凄腕の殺し屋。今は会社社長。
ある事件をきっかけに殺し屋を廃業した彼だが、自分の娘の周りで
何者かの悪意を感じ始める。

日常の景色だったものが、狂気に変貌して襲い掛かる。
予測不能の展開と衝撃のラスト。
面白さは保証付き、赤川ブランドのミステリー。

掘り出し物です。 お早目に。



2020年11月18日水曜日

今から、いらっしゃる方に

 「今から行ってみようかな?」

「まだ面白そうな本は残っているかな?」

 このようにお考えの方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

 本日はブック・リサイクル市で残っている本の中から掘り出し物を

 選んでご紹介しようと思います。


「アイアコッカ わが闘魂の経営」



アイアコッカとはどのような人物なのでしょう?

倒産の危機に瀕していたクライスラーを奇跡的に再建させた経営者です。

名車「マスタング」の生みの親で「マーケティングの神様」といわれました。

5億ドルの累積赤字と業界史上最高の在庫を抱えた状態から

再建のための打ち手を次々に講じ、前年比48%増収の196億ドル、同3.4倍増益の

24億ドルを叩き出します。


彼の名言を一つご紹介しましょう。

「私は経営者のくせに自分の休暇ひとつ満足に計画できない人が多いのを見て

 驚きを禁じ得ない。8000万ドルのプロジェクトなら計画できるのに家族と共に

 楽しむわずかな2週間の計画すら立てられないような男は、経営者の名に値しない

 と思うのだ」

他にも名言がたくさんあります。 掘り出し物です。 お早目に。

たくさんのご来館、有難うございます。

 ますます快調なブック・リサイクル。

足を運んで下さったお一人お一人に感謝の心でいっぱいです。







わあ!うれしい。こんな小さくて可愛いお客様がご家族の方と来て下さいました。



無垢な瞳。 増毛町の豊かな自然と温かい人情の中ですくすく育っていきます。


子ども達が素晴らしい絵本や図鑑、学習書と出会える場所であるために

元陣屋図書室は走り続けます。